Vol. 1 モリンガとは

「奇跡の木」「薬箱の木」と呼ばれ、世界で注目されているスーパープラント「モリンガ」とは?

世界中で注目されているスーパープラント「モリンガ」とは?

MONOEARTHでは、有機栽培農家より直輸入したモリンガシードオイルを配合したコスメシリーズや、モリンガリーフパウダーのカプセルを日本で企画生産販売しています。

モリンガについては、日本では最近少しずつ認知が上がってきたとは思いますが、当たり前のようにスーパーなどで販売されている海外の状況に比較すると、まだまだ馴染みのない植物です。

ここでは皆様に、モリンガに関する情報をお伝えしていき、モリンガの持つ効果効能などを知っていただき、モリンガをより身近に感じていただければと思います。

奇跡の木、モリンガは根も葉も種も栄養価が高く、収穫性も高く、人にも地球にもやさしい植物

世界中で「ミラクルツリー:奇跡の木」などと呼ばれて注目を集めるスーパープラントであるモリンガ。

モリンガは、インド原産の植物です。世界3大伝統医学の一つアーユルヴェーダでは古代から現代まで数千年にわたって利用されてきた歴史があり、葉、果実、種子、樹皮など、モリンガは丸ごとといっていいほど、あらゆる部分が薬用や食用として使われており、現在も現地の生活に溶け込んでいます。

 

「奇跡の木」と呼ばれる理由として、 モリンガは栄養価の最も高い葉や、多くの良質な脂質を含む種子などあらゆる部位が有用であること、年5~8回に及ぶ収穫性の高さ、砂漠(土漠)のような過酷な環境でも栄養を蓄え育つ強さ、苗から1か月で1mを越える高さまで成長する生育速度の速さなどがその呼び名の由来の一つと言えるでしょう。

国際連合の食糧農業機関(FAO)は、地球上の可食植物の中でもっとも栄養価の高い植物として子供の栄養状態改善を目的に、またその生育環境を選ばない強さ、生育の速さと年複数回に及ぶ収穫・収益性の高さによる経済的救済を目的に世界の貧困に苦しむ地域へ栽培を推奨しています。

モリンガの部位の中でも最も栄養価の高い葉には、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなど人間に必要な90種類以上の栄養素が満遍なく含まれています。またモリンガの種から搾油されるオイルは、オレイン酸を多く含むためオメガ9系オイルに区分され、他の植物油に見られないベヘン酸や、パルミチン酸、ステアリン酸、パルミトレイン酸、α-リノレン酸など経口・経皮吸収により有用な効果を発揮する多くの脂質(脂肪酸)が含まれています。